乗り込んだK1196次列車、混雑しておらず上段ベッドは
空きが目立った。疲れていたので換票が終わるとすぐに
寝てしまった。

朝目が覚めて、しばらくボーッとして過ごす。列車は、
ほとんど遅れもなく万州火車站に到着した。

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万州は、重慶市の市轄区の一つ。以前、四川省に属して
いた頃は、万県市だったところだ。三峡下りでも重慶を
出発した船が万州の港にも寄港する。

さて、まずは次の目的地へ行く切符を受け取りに行こう。
万州から武漢までの切符は、前もってネットで購入して
おいた。乗車する火車站で発券してもらうと、手数料5元
がかからない。

窓口へ行って、ネット購入番号とパスポートを差し出し、
「取票。」と言うだけ。まだ外国人がネットで切符を購入
することはあまりないようで、「あなた日本人なの。」と
言われる。でも特に問題なくK530次の切符を手にする
ことができた。

ネットで購入した切符を見るのは初めてなのだが、
違うところは、ネットを意味する「網」という文字が印刷
されている。あとは、ネットで登録した名前が切符に
ちゃんと入っているというところだ。

外国人の場合、パスポートを出して普通に切符を買うと、
切符にはパスポート番号しか入らない。

さてと、万州へ立ち寄ったのは、もう一度、甘寧墓を
見に行こうと思ったからである。まあ、正常な人から
すればかなりの物好きに思われるだろうが。

万州の甘寧墓は、青龍瀑布風景区にある。案内など
を見ていると、今は万州大瀑布と改名しているようだ。

火車站からは、どうやって行こう。スマホで地図を見る。
街中のバスターミナルへ行くとしたら、逆方向になるな。
火車站近くの道路で待っていれば、そこからバスに乗れ
そうだ。大きな荷物は預けて、歩いてバスに乗れそうな
場所まで行くことに。

数百メートル歩いて、バスに乗れそうなところに着いた。
どうやら双河口という街らしい。しばらくすると、国家行き
のバスが来た。「瀑布まで行くか。」と聞いたら、「青龍
瀑布か。行くよ。」と言ったので乗り込む。8元。

山道を一時間ほど走っただろうか、滝も見えてきたし、
以前来たときの記憶にあった場所で下車した。

でも風景区の入口が見あたらないな。以前は、バスを
降りたらすぐにあったような気がするのだが。しばらく
うろついて探してみるが見つからない。仕方ないので
人民に聞いてみる。「青龍瀑布の入口って、ここに
なかったっけ。」と。すると人民は、「入口は変わった。
こっからあと2kmほど行った場所だ。」と。

なんだよ。面倒くさいな。それでもせっかく来たので、
そのまま引き返す分けにもいかず。入口まで歩いて
行くことにした。しかし暑いので嫌になるな。

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なんとかたどり着いた。門票は50元。高すぎる。
それでも中に入らなければ甘寧墓を見られないのだ。
滝に近づくとひんやりしてくる。水量は少ないな。

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甘寧像と甘寧墓は、特に変わりもなく。たぶんこの
風景区が造成されたときに、再建された墓なのだろうが。
この青龍瀑布は、甘寧鎮という街にあるので、なんらかの
関連があるのだろうけど。

さ、見るものは見たしとっとと街へ戻ろう。西山車站へ
戻るバスに途中乗車して戻る。

万州の街中へ到着。お昼も食べてなかったので、何かを
食べよう。思いつくのはマクドくらいだけど。万州のマクドは
一軒だけのようだ。前まで行くと、ケンタも目に入る。

そういえばCMでよくやっているケンタのカツカレーを
一回食べてみたかったんだよな。お昼時しか提供して
いないようだけど。ちょうど時間内なのでケンタで食べる
ことにした。

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黃金猪扒咖喱飯。なぜか四角いどんぶりに入っている。
スープと小菜が付いているが、小菜は木耳だらけだった。
さっそく食べてみる...。まずい...。

CMではうまそうに見えたが、カツも不味いし、カレールー
も不味い。カツはなんだろう、加工された豚肉のようだ。
カレールーは、中国風というのか、まったく物足りない味。
もう二度と食べることはないだろう。

午後4時か。K530次列車は、夜8時過ぎの発車だしな。
時刻表を見ると午後6時過ぎにも武昌へ行ける列車が
ある。寝台切符もまだ残っているな。

万州火車站へ戻って、窓口へ。「6時の列車に換えて。」
と言う。ついでに「下鋪があれば換えて。」と言ってみる。
しかし、どうやら下鋪はないようだ。とにかく6時の列車に
換えて貰った。

5月10日 K1022次 万州~武昌 硬臥中鋪 185元

武昌へ朝早く着くことになるのだが、午前中に梅ちゃんの
実家まで行って用事を済ますことができるし、いいかな。
火車站でダラダラと時間を過ごすのは大変だし。

しかし、今日も暑かった。天気予報を見ると最高気温は
34度もあったようだ。しかも蒸し暑い。火車站の中は、
エアコンが効いていて涼しかったのだが、しばらくして
エアコンが停められて蒸し暑くなった。ふう。

K1022次列車に乗り込む。乗客はかなり少ないな。
ベッドもかなり空いている。あまり腹も空いていないので、
カップ麺だけを食べて、寝てしまうことにした。

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翌朝目が覚めると、列車が止まっていた。スマホで位置を
確認してみると、もうすぐ武昌火車站のようだ。時間はまだ
午前4時。武昌火車站到着は、午前5時過ぎなのにな。
どうやら時間を過ごすための停車らしい。

結局、午前5時前に武昌火車站に到着してしまった。
まあ、もう目も覚めていたのでいいだろう。

■ 本日までの移動距離 : 25,330km (+1,350km)
■ 本日までの乗り鉄
  K1196次 成都(22:48) - 万州(08:35) 硬臥下鋪166元 531km
  K1022次 万州(18:18) - 武昌(05:08) 硬臥中鋪185元 749km

今日も成都近郊の街へ行ってこよう。目的地は大邑県。

朝、交通飯店をチェックアウトする。バックパックは預けて
しまう。まずはどこかで朝飯でも食おうかな。

大邑へは鉄路も通っていないので、今日はバスで行く。
以前は、新南門から金沙へ直接行ける市バスがあった
のだが、現在はもうない。

仕方ないので春熙路の方まで歩いていく。ついでなので
マクドで朝マックする。そして市バスに乗り、金沙客運站
まで。バスターミナルに行くまでけっこう時間がかかる。

金沙客運站から大邑までは、19元。バスが満席になると
発車する。乗客が多いので10分、15分程度の間隔で
発車している。大邑までは、高速を走って約1時間。

IMG_0648.JPG

さて、大邑に到着。さっそく行動開始だ。まずはネットで
見つけた情報を元に、三義廟照壁を探しに行くことに。
大邑には何度も来ているのだが、この照壁のことは
知らなかった。三義廟街にあるとのこと。

スマホのGoogle Mapsを頼りに歩いていく。もう一つは
百度地図。どちらとも微妙な間違いが多いので、併用
して確認することが多い。百度はオフラインでも使える
ので、転送量が気になるときには、いいかも。

IMG_0649.JPG IMG_0651.JPG IMG_0653.JPG

しばらく歩いて、三義廟街に到着。さて照壁はどこかな。
ネットの情報では、月池壩という通りの方にあるとか。
三義廟街をちょっと歩いていくと、目の前に壁が現れた。

照壁とは、建物の大門の内外に建てられる壁のこと。
鬼や霊を遮るためだとか、風水による考えによるもの。

大邑の三義廟はすでに消滅しているのだが、照壁だけは
こうして残っている。上部には大きく「三義廟」の三文字。
けっこう立派なものだ。しかし周囲は自転車置き場になって
しまっている。この周辺には自転車屋が多いのだ。

写真を撮っていると人民オバチャンが「あんなものを撮って
どうするのよ。」と言っている。ネットでは、地元人民が大事
にしていると書かれているが、実際にはどうでもいいの
だろう。ま、実際にはそんなもんだよね。

さて、お次は静恵山の子龍祠へ向かう。ここは、もうすでに
何度も訪れているのだが、どうせ来たのだからまた見に
行こう。

IMG_0656.JPG IMG_0659.JPG IMG_0668.JPG

子龍祠は、何の変化もなく。人民オヤジが前で気持ち
よさそうに寝ている。しかし、暑いな。

さてさて、本日のメインイベント。趙雲祠墓へ向かう。
こっちは、もともと趙雲墓や趙雲祠があった場所で、
その後、学校となり、祠の建物などはボロボロになって
しまっていた。以前は、学校の門衛が頑として入れて
くれなかったのだが、四川汶川大地震後、この学校も
移転することとなり、その跡地に趙雲祠墓が再建される
こととなったのだ。

2011年に訪れたときには、まだ建設中であった。
工事のオッチャンが「6月には完成する。」と言っていた
のだが、その後なかなか訪れる機会がなく気になって
いた場所である。

しかし、ネットで調べても完成したというニュースもなく。
今回、やっと訪れて確認することができた。

その結果は、未だに完成しておらず。資金不足なのか
それともただ単に工事が遅れているだけなのか。
しかしもう一年も過ぎているじゃないか。

IMG_0671.JPG IMG_0672.JPG

工事のオヤジがバツが悪そうに扉を閉める。その眼が
「中を見るんじゃねえよ。」と語っていた。

せっかく見に来たのに。かなりガッカリしてしまったよ。
あと一年はかかるんじゃないのか。ため息をつきながら、
成都へ戻ることとなった。

成都へ戻った後、高昇橋にある大きな書店へ行く。
ここで地図などを物色して、ちょっとだけ購入する。

その後は、武侯祠まで歩いていく。武侯祠へも入りたい
のだが、門票がクソ高いので入らない。観光客でけっこう
賑わっているようだ。

そのすぐ向かいの担担麺の店に入る。ここの担担麺と
魚香肉絲炒飯が好きなのだ。でも値段はちょっと高め。
今回食べると、なんだか味もちょっと落ちたような気が。

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さてと、外にいても暑いしホテルまで戻ろうか。その前に
敦煌へ戻る切符を買っておこう。そして新南門にある
切符売り場へ行く。これからの旅程をいろいろ考えて、
以下の二枚を購入。

5月15日 2669次 侯馬~宝鶏 硬臥下鋪 123元
5月15日 K591次 宝鶏~敦煌 硬臥下鋪 353元

ここで売場の人民オバチャンとバトル。2669次は、
午前零時過ぎの発車で、午前10時頃に宝鶏に着く。
そして午後1時のK591次に乗り換えるのだが、
人民オバチャンが勘違いしていて、「こんな切符の
買い方して乗られなかったらどうするの。責任は、
あなたにあるんだからね。」とか言い出す。

おらは、「ちゃんと乗り継ぎできるから間違いない。」
と言い張る。まあ、人民オバチャンも親切心で言って
いるのだろうけどさ、あんたの勘違いですから。

最後は、「宝鶏で3時間待つのよ。」と、やっと理解
したようで切符を発券してくれたが。

どうしても人民は、午前0時頃の発車時間を勘違い
することが多いらしく、火車站でもよく貼り紙がされて
いる。例えば切符に「15日0時55分発」と書かれている
なら、14日の夜に来て列車に乗りなさいと。

切符も買ったしホテルへ戻る。預けた荷物を受け取り、
ロビーでしばらく時間を潰す。夜遅くの列車なので、
火車站で待つのも嫌だしな。

さてと、時間もいい頃合いだし地下鉄に乗って成都
火車站へ向かう。

今晩は、K1196次列車に乗って重慶万州まで向かう。
9時間ちょっとの乗車で、他の列車に比べるとちょっと
遅いのだが、夜発朝着なので都合がいいのだ。

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発車時刻の40分ほど前には、乗車も始まった。
今日も一日暑かったし、疲れちゃったよ。

今日は、広漢まで行ってくることにする。

昨日、「ああ、広漢までは列車で行けるはずだったな。」と
思いつき、成都に到着したときに切符を買っておいたのだ。

成都~綿陽~江油の間を短距離列車が一日数本運行
されているのだ。成都~広漢までは、僅か30分の乗車。

成都の新南門で宿泊していたので、まずは地下鉄で
成都火車站まで向かうことにする。錦江賓館まで歩いて、
そこから乗車。これも新しくできた地下鉄だ。一号線
以外は、まだ開通していない。運行間隔もちょっと長め
なので、まだちょっと不便かな。

IMG_0601.JPG IMG_0602.JPG IMG_0605.JPG

T9802次列車に乗り込む。この列車の切符は、実名制
ではないようだ。短距離で乗客数も少ないからかな。

広漢火車站に到着。この火車站は、街の外れにある。
まずは成都へ戻る切符を買う。11時台と14時台、
どっちしにようかと思ったが余裕を持って14時台の
切符を買った。

5月8日 T9805次 広漢~成都 硬座 10元

街中までは市バスでも行けるが、大した距離でもない
ので歩いていくことにした。

広漢、この街を訪れる観光客は、それなりにいると思う。
あの奇妙な形をした青銅器、三星堆遺址があるからだ。
ま、おらの目的は違うのだが。

IMG_0643.JPG

広漢には、いくつかの三国志遺跡が残っている。
以前にも何度か訪れているのだが、今回ちょっと前に
とある方からメールで情報を貰った。その内容は、
以前ただの土盛りだった張任墓が整備されて綺麗に
なっているとのことだった。それを見てみよう。

まずは、街の中心部にある雒城遺址へ。ここは特に
変わりないようだな。しかし、公園の中にもしかしたら
三国志人物の像ができているかもしれない。

IMG_0607.JPG IMG_0610.JPG IMG_0612.JPG

まずは、城壁跡に登ってしばらく歩く。なにもない。
城壁から下りて、公園内をちょっと歩く。あ、あった。
張任、劉備、諸葛亮、張飛の像だ。以前はなかった
けれど、新しく設置されたんだろうな。ふふん。

さて、お次は張任墓へ行きますか。房湖公園の前から
2路バスに乗って、墓の近くまで行く。う~ん、以前来た
ときとは大きく様変わりをしている。ここも住宅地開発が
進んでいるようだ。

バスを降り、少し戻って揚州路に入る。公園らしき場所
が目に入ったので、行ってみる。北郊公園とある。
外から中を見ると広漢市総工会という建物が見えた。
でも公園だから入っていいよな。

中にはいるとすぐに張任墓が目に入った。ほんと綺麗
に整備されてしまっている。墓の上では人民おっちゃんが
草むしりをしていたが。

IMG_0616.JPG IMG_0619.JPG IMG_0618.JPG

GPSを見る限り、新しく整備された墓も以前と変わらない
位置にあるようだ。文物碑もそのまま残されている。
でもせっかくここまで綺麗にしたのだから、その昔あったと
される墓碑も複製して立ててくれればいいのにな。

さ、目的は達成してしまった。これから火車站に戻っても
11時の列車に乗れるな。でもせっかくだからもうちょっと
見て回ろうか。

市バスに乗って、広漢のバスターミナルまで戻る。
そこから向陽行きのバスに乗り込む。ここも以前行った
ことがあるのだが、馬岱墓碑(複製)があるのでまた
見に行くことにした。向陽鎮までは2.5元だ。

向陽の終点で下車、さっそく馬岱墓碑がある場所へ。
う~ん、思いっきり火鍋屋になってしまっているぞ。

IMG_0628.JPG IMG_0627.JPG IMG_0624.JPG

馬岱墓碑は、ちゃんと残されているものの、以前柱に
かけられていた詩の木板はなくなっていた。陳列館とは
名ばかりで、火鍋屋に成り下がってしまっているの
だから仕方がない...。

さてと、せっかくここまで来たので、もう一ヶ所行くとしよう。
成都市青白江区にある八陣図遺址だ。向陽鎮からは、
約5km。以前は、ローカルバスがひっきりなしに走って
いたのだが、今はちょっと大きめのバスがたまに走って
いるだけのようだ。

しばらく乗れそうなバスを待ったが、なかなか見つから
ないので、バイタクを探すことにした。10元で八陣図遺址
のある弥牟鎮まで。ここも以前に来たことがあるので、
特に迷うことはない。

弥牟鎮に入ると、道路脇に変な壁が続いていた。よく
見てみると諸葛亮のプレートが填められている。
八陣図だからこんな壁をイメージして作ったのかな。

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前回訪れたときは、確か地震の後でここも多少被害が
あったようで、周りを囲ってあった柵なども壊れていたし、
中には生活ゴミが山ほど捨てられていて、雑草も茂って
いた。

でも今回は、草も刈られていたし、綺麗になっていた。
まあ、物好きしか訪れない場所だろうけど、こうやって
ちゃんと整備をしてくれている方がいいよな。

さあ、成都に戻ろうか。こっからならバスに乗って戻る
方が簡単なのだが、せっかく列車の切符も買ってある
ので、広漢へ戻ることにした。道路脇でしばらく待って
いると、広漢へ行くバスが来たのでそれに乗り込む。

広漢のバスターミナル近くで降りて、そこから歩いて
広漢火車站へ。火車站に入るときは、こんな小さな
火車站でも荷物をX線検査機に通して、ボディー
チェックもある。ボディーチェックは、可愛いおねえちゃん
だった。アルバイトでもしてんのかな。そして、
T9805次に乗り込んだ。

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成都火車站に到着。ちょっと火車站前にある書籍の
卸店がいっぱい入っているビルに行ってみる。
ここは、割引してくれるので普通の書店で買うより、
安く買える。以前は、ここへ来て地図などをよく買って
いた。でも今回は、地図関連の扱いがかなり減って
いたし、これと思うような書籍もなく退散した。

さて、地下鉄に乗ってホテルまで戻ることにしよう。
新南門へは、錦江賓館で降りるのがいいのか、
華西壩で降りるのがいいのか。朝は、錦江賓館
から乗ったので、華西壩で降りてみよう。結局、
あまり変わらないような気がしたが。

IMG_0646.JPG IMG_0647.JPG

さてさて、夕飯は何を食べようかな。昨晩は、川菜
にしたけれど、大統中餐の味もちょっと落ちている
ような気がするな。ホテルに戻る途中、サブウェイが
あるので、それを買って食べることにする。
ジャンクフードが大好きですから。

ちなみに、その隣にはセブン・イレブンがあった。
新南門バスターミナル近くにも一店あったし、いつ
から進出してきたんだろうな。

しかし、今日も暑い一日だった。汗ダラダラ。

■ 本日までの移動距離 : 23,980km (+105km)
■ 本日のお宿 : 交通飯店 ツイン160元
■ 本日までの乗り鉄
  T9802次 成都(07:58) - 广汉(08:28) 硬座10元 38km
  T9805次 广汉(14:10) - 成都(14:40) 硬座10元 38km

朝、目が覚めると四川省に入っていた。しばらくゴロゴロ
しながら過ごす。トイレに行っても、人民の朝のフンバリ
タイムが長くてなかなか用を足すことも出来ない。
この列車はトイレの数も少ないような。

そして列車は、10分遅れほどで重慶北火車站に到着。
この火車站も新しくできたもので、また無駄に大きい。

IMG_0574.JPG IMG_0573.JPG

さて、まずは成都まで行く切符を買っておこう。用事も
午前中で終わるだろうから、午後2時の列車にしようかな。
重慶北発成都東行き動車D5111次の切符を購入。98元。

その後は、腹が減ったのでマクドに直行。もうすぐ朝マックが
終わる時間だ。ソーセージ・マクマフィンのセットを注文。
なんとか最後の一個をゲットできた。これが一番好き。

ささ、さっさと日本領事館へ行って、用事を済ませなきゃ。
まずは、軽軌3号線に乗り込む。これはモノレールタイプ。
そして兩路口で1号線に乗り換え、小什字で下車。

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歩いて5分もかからずに、日本領事館のあるビルに到着。
しかし重慶は、坂が多い。そこらじゅうに棒棒軍の人民が
待機しているし。

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日本領事館は、大都会商厦というビルの37階にある。
エレベーターに乗って上がる。パスポートを提示して入館。
こぢんまりとしているな。おらの他は、ビザを代理申請しに
来ている旅行会社の中国人ばかり。

さっそく領事の窓口へ。「出生届を提出したい。」と告げる。
応対してくれたのは日本人の女性だった。書類を貰って、
気になっていることも聞いてみた。京香は、日本の法律上
では非嫡出子となるはずだが、どうすればいいのかなど。

それらのことは、どうするのか調べて貰えるそうだ。
おらは、さっそく書類を記入し始める。しかし、今は敦煌で
居候の身分だし、中国の住所はどこを書けばいいんだ。

ま、記入が終わってチェックして貰う。非嫡出子の問題は、
現在結婚後に出産した子供については、嫡出子として
扱われるそうだ。それならそれでよかったよ。

しかし、違う問題が発生。一つめは、おらが今甘粛省で
在住していて、梅ちゃんも湖北省出身。重慶領事館では、
本来だと管轄外になるのだとか。実際、甘粛省も湖北省も
北京大使館領事部の管轄。もう一つは、おらと梅ちゃんが
結婚した事実を日本の公的機関が発行した書類で証明
しないとダメなんだとか。嫡出子の問題の部分だ。

出生届の住所の部分などをどうするかで、一度書き直し
することになる。あとは、誓約書を一枚書くことに。
しかし領事館がお昼休みの時間になってしまった。
午後からもう一度出直ししなければならない。仕方ない。

梅ちゃんとの婚姻届は、今年1月に広州領事館にて提出
してあるので、もう日本の戸籍には載っているはず。
日本のオヤジに電話して、市役所へ行って戸籍謄本を
取ってきて貰うことに。

そうだ、成都へ行く列車の切符をどうするかだ。午後から
また手続きをしていたら、乗車時間に間に合わない。
今は、乗り遅れたら切符は無効になってしまう。まだ時間が
あるので、重慶火車站まで行って変更してこよう。

そして、また地下鉄1号線に乗り兩路口まで。ここからが
重慶火車站に一番近いはず。案内板には「重庆菜园坝
火车站」との表示。でもこう表示されていると、外地の人
にはややこしいんじゃないかな。

重慶火車站の方へ進んでいくと、目前にエスカレーターが。
「皇冠大扶梯」という超長いエスカレーターだった。しかも
有料である。2元。これに乗らなければ坂を延々と下って
行くことになるのか。まあ下りはいいけど、上りは死ぬな。

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とにかく重慶火車站までたどり着く。切符売り場へ行って、
切符を変更して貰う。一本遅らせて午後4時発D5113次。
切符の変更は初めてだったが、簡単にできた。

5月7日 D5113次 重慶北~成都東 二等座 98元

さて、また地下鉄に乗って、領事館まで戻る。窓口で
FAX番号を教えて貰い、日本からオヤジに戸籍謄本を
送信して貰った。

そして誓約書には、戸籍謄本の原本を後ほど郵送する
宗、どうして重慶の日本領事館で手続きをしたかという
説明を記入して提出。最後のチェックをしてもらい、
なんとか受理して貰えた。

本来なら、重慶日本領事館の管轄区域在住で、嫡出
問題もなければ、戸籍謄本も誓約書も要らないのだが、
おらの場合は、条件に当てはまらずに手間取って
しまった。でも婚姻届を出した後の戸籍謄本は一部
でも準備しておいた方がいいかもしれない。

領事館を出たのは、午後2時半頃。地下鉄で移動すれば
列車の発車時刻には間に合うな。やっぱり地下鉄がある
と便利だよ。でも重慶の地下鉄は、運行間隔がまだ長い
ようなので、次を待つと時間がかかりすぎるかな。

そして重慶北火車站に到着。しかし重慶は蒸し暑い。
朝方は、ちょっと肌寒いかなと思っていたが、午後はもう
30度くらいあるんじゃないだろうか。湿度も高いし、汗が
ダラダラと出てくる。

さて、D5113次動車に乗車。成都までの約300kmを
2時間強で結んでいる。普通列車だと4~5時間かかる。
重慶を出発して遂寧までは、最高速度160km/hで走行。
遂寧を過ぎると200km/hで走行しているようだ。

成都東火車站に到着。ここもまた馬鹿デカイ火車站だ。
まだ工事中の部分もあり、発着列車も多くはないので、
閑散としているところもある。

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さっそく切符売り場へ行って、次の目的地へ行く切符を
買うことにした。明日は広漢へ行くつもりだったので、
ここも列車で行くことにしよう。そして2枚をゲット。

5月8日 T9802次 成都~広漢 硬座 10元
5月9日 K1196次 成都~万州 硬臥下鋪 166元

さあ、本日の目的は達成した。成都のお宿は、やっぱり
交通飯店。市バスで春熙路あたりまで移動して、そこから
徒歩で新南門へ。一人なので交通青年旅舎のドミに
しようかと思ったら満杯だった。仕方ないので交通飯店の
方で泊まることに。ツインは交通飯店の方が安いし。

そして夕飯は、川菜だ。いつも食べに行っている大統中餐
というお店へ。ここの魚香肉絲と家常豆腐が大好きだ。
しかし、あららメニューがちょっと変わってしまっている。
家常豆腐はないと言われた。

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仕方ないので魚香肉絲と麻辣豆腐、四川といえば雪花
ビール、そしてご飯。腹一杯食べました。45元。ビールが
純生なのでちょっと高くなってしまったけど。満足。

さ、明日は早起きして広漢へ行ってこよう。

■ 本日までの移動距離 : 23,875km (+400km)
■ 本日のお宿 : 交通飯店 ツイン160元
■ 本日までの乗り鉄
  D5113次 重庆北(16:00) - 成都东(18:16) 二等座98元 313km

5月5日に敦煌火車站からK9668次に乗って、蘭州へ向かう。
もういい加減、K9668次とかK592次に乗るのは飽きてきた。
しかし、柳園火車站からの列車は時間がよくないからな。

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向かいは、若い中国人のオネエチャンだった。荷物を棚に
上げるのを手伝ってあげたくらいで、話すこともなかったが。
まあ、人民オヤジがいることに比べたら天国ですな。

5月6日、蘭州火車站に到着。次に乗るT224次の発車時間
まで5時間くらいある。やっぱり何か美味しいモノを食べに
行かないとダメでしょう。

IMG_0561.JPG IMG_0562.JPG IMG_0564.JPG

と言うことで、102路バスに乗って移動。鉄路局で下車。
まだ10時くらいなので、ちょっと時間を潰そう。すぐ近くに
ある花鳥市場をふらつく。ここは、犬や猫などの動物、
観賞魚などが売られている場所。大型犬の数が一番多い
ようだ。誰が買っていくんだろう。

11時になったので、豪享来へ行く。またかよとつっこまれ
そうだけど、またステーキを食べる。久々のまともな食べ物。
その後、火車站へ戻って列車を待つ。

待ち時間は、スマホでネットをしたり。しかし、数日前から
どうもネットの調子がよろしくない。ブラウジングしたり、
アプリでネット通信したりするが、Not Foundなどと表示
されたり、反応がなかったり。しつこくリロードをしていると
ほんのたまに表示されたりするのだが。聯通3Gが腐って
しまったのか。

T224次は、拉薩から来る列車なので晩点するんじゃない
かなと思っていたが、5分ほどの遅れだけで到着する。

さっさと列車に乗り込むが、何やら中国人団体客が同じ
車両に乗り込んで来ている。ギャーギャーと喚きながら
行ったり来たりして、「こことそこの席を替われ。」だの
延々と続けている。別に寝てしまえば同じじゃん。

おらは、上鋪だったものの荷物も棚に置くことが出来たし、
あとは静まるのを待って寝るだけだ。と思っていたのだが、
これが甘かった。

人民オヤジどもが集まり始め、白酒を出して酒盛りを
始めた。臭~。しかも声を張り上げてじゃんけんもどきを
するし、酒がなくなるとトランプで博打。通路の座席に
座っているおらに、酔っぱらった人民オヤジがなんども
ぶつかってくる。「局長。」とか「科長。」とかうるさい。
結局、夜22時の消灯まで騒ぎ続けていた。

おらは、宝鶏火車站に着いた頃、ベッドへ。しかし、この
列車は衛生状況があまり良くない。拉薩から蘭州まで
約一日間走ってきているのだが、ベッドも蘭州で下車した
客が使っていたまま放置。シーツなどの交換はなし。
トイレも洗面所も汚いし、その他の設備もガタついている
ような感じだ。進蔵列車らしく各ベッドには酸素供給の
バルブも付いているが、ちゃんと作動するのかも怪しい。

この車両は、青蔵鉄路が開通してから投入されたやつで、
そんなに古くないはずなんだけどな。気密性はいいようで
外からの雑音も少ない感じ。車内内の案内プレートには、
チベット語も併記されている。

IMG_0569.JPG IMG_0566.JPG IMG_0568.JPG

そうそう、スマホのネットワークの調子が悪い件、陝西省
に入ったとたんに良くなった。だいたい中国の通信会社は、
省ごとに管轄なので、甘粛省の聯通ネットワークが逝かれ
ていたんでしょう。

さ、明日の朝には重慶に到着だ。

■ 本日までの移動距離 : 23,475km (+2,600km)
■ 本日までの乗り鉄
  K9668次 敦煌(18:50) - 兰州(09:18) 硬臥下鋪263元 1,133km
  T224次 兰州(14:25) - 重庆北(09:25) 硬臥上鋪306元 1,453km

子供も生まれたので、出生届の提出などをしなければなりません。
今回は、まず重慶の日本領事館へ行き、それから梅ちゃんの実家へ。

前半は、敦煌~蘭州~重慶~成都~武漢というルート。
後半は、武漢~大悟~侯馬~稷山~西安~敦煌というルート。

寝台列車を多用して、できるだけホテルに泊まる回数を減らそうと
思っています。疲れるけど。途中乗車も何回かあるので、ちゃんと
切符を手配できるかな。今回は12306でネット購入もやってみよう
かな。

IMG_0535.JPG

今日、先ほど重慶までの切符を買ってきました。

5月5日 K9668次 敦煌~蘭州 硬臥下鋪 263元
5月6日 T224次 蘭州~重慶北 硬臥上鋪 306元

蘭州から重慶へは、拉薩始発のT224次にしました。蘭州での待ち
時間を短くして、重慶には午前中に到着したかったので。でも
さすがに下鋪はなく。この列車は、進藏列車なので車両もちょっと
違うはず。初めて乗ります。

7日に重慶へ到着後、すぐに日本領事館へ行って手続きをし、
午後には成都まで移動したいと思っています。

せっかく四川まで行くので、本場の超うまい川菜などを楽しもうと
目論んでいます。それ以外は、またジャンクの連続かな。

あとは、ちょっと寄り道をして、しばらく休んでいた三国志遺跡の
捜索なども。ま、こっちはどうなるか分かりませんけどね。

今回は、一人旅なのでハードスケジュールもこなせそう。


5月1日追記:
大体のスケジュールは立てました。この中で買いにくそうな切符を
一枚だけ12306でネット購入してみました。

ネット購入、電話購入は12日先までの切符を扱っています。窓口は
通常10日先までなので、この方が購入しやすくなります。

しかし、ベッドの上中下を選択できないなどの不便もあります。
また中国国内の四大銀行に口座があって、ネットバンキングを利用
できる状態でなければ、ネットで購入はできません。

5月12日 K238次 武昌~侯馬 硬臥中鋪 230元

prtsc0001.jpg

12306でのオンライン購入は初めてでしたが、それほど難しくも
なく、購入できました。ベッドの上中下が選べないので中鋪に
なってしまいましたが、武昌始発の列車でもないし、下鋪購入は
難しいはずなので、仕方ないかな。

後は、乗車前までに窓口で発券してもらえばよし。発券前なら
オンラインで一度だけ乗車日変更もできます。キャンセルも
手数料はかかりますができます。

一昔前に比べると、各段に切符が買いやすくなりました。


5月2追記:
昨日に続いて、もう一枚切符を12306でネット購入しました。
切符残り枚数を検索していると、減り方が速い区間があったので、
念のため早めの手配です。

5月10日 K530次 万州~武昌 硬臥中鋪 185元

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もし乗られなかったとしても、区間以外は一度だけ変更できます。
キャンセルの場合、手数料は切符額面の5%です。手数料を
少しでも安くする方法もあります。まずは寝台を座席に変更して、
それからキャンセル。

計画前半で、あと買えるかどうかの切符は、成都~万州の寝台。
今のところ、まだ200枚以上残っているので、できれば成都に
到着後、窓口で下鋪を買いたいところ。

4月20日午後4時25分、とうとう子供が生まれました。

IMG_0520.JPG IMG_0523.JPG

女の子、3500gです。名前は「京香」にしました。特に深く
考えていないのですが、昔から「きょうこ」とか「きょうか」と
いう名前が好きで、中国語読みでも女の子っぽく聞こえる
漢字を選びました。中国語の発音だと「jing xiang」です。

20日朝、梅ちゃんが「お腹が痛くなった。」と言い始めた
ので、敦煌市病院へ。午前中は、検査などをしました。

検査の結果、梅ちゃんの体が小さく細い、羊水が少ない、
子宮口があまり開いていないなどの理由で、帝王切開に
なるかもしれないとのことです。

午後、穆罕默徳の老板娘が駆けつけてくれて、医者に
詳しい状況などを聞いて、入院の手続きなどを手伝って
くれました。敦煌では、彼女たち回族の繋がりはすごい
のです。

午後、梅ちゃんは自然分娩を試みましたが、やはり無理
なようで、母子の安全を考えて帝王切開にすることに。

そして、開始から30分で手術室からまず子供が出て
きました。「千金ですよ。」と看護士のおねえさん。
「千金」とは、女の子のこと。

梅ちゃんもそれから30分ほどで病室に運ばれてきました。
日本の病院でさえ、あまり行かないおらなので、中国での
入院はとまどうことばかり。それでもわからないと言って
いられません。

その後、フデさん、隋オヤジ夫妻もお見舞いに来てくれ
ました。おらは、初めてのことなので舞い上がってしまい、
右往左往。オムツを換えるのも、ミルクをあげるのも
初めて。生まれたばかりの子供を抱くのでさえも初めて。

いや、それでも人間、追い込まれると何でも出来るもん
です。隣の妊婦を看護しに来ているおばちゃんたちが、
「あ~だ、こ~だ。」と世話を焼いてくれます。

そして、昨日やっと退院。さすがに寝不足、疲れ気味。
でも、病院内でもいろいろ人と知り合うこともでき、
それはそれでよかったと思います。

このブログでも、でぶりんさんからいろいろとコメントを
いただいたり。

そうそう、出生証明書もさっそく作成してもらいました。
今回は重慶の日本領事館へ行って、出生届を出して
こようと思ってます。

敦煌~蘭州~成都~重慶~武漢~大悟~運城~西安~敦煌

というルートにしようかなと。なんだか関係のない街も
入っていますが、ツッコミはなしで。7000kmの旅に
なるかと思います。

ああ、とうとうパパになってしまいました。すでに
親バカになってます...。


昨晩は、外へ川菜(四川料理)を食べに行った。

メンバーは、敦煌在住の日本人フデさん、変態隋オヤジ、梅ちゃんと
おらの四人。いつも顔を合わせているのだが、こうやって外へ食べに
行くことは少ない。

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メニューは、毛血旺、回鍋肉、魚香肉絲と家常豆腐。四人だとこれ
くらいの量が適当なのかな。でも変態隋オヤジは、ビールを飲むだけ
でほとんど食べないし。

毛血旺、梅ちゃんが好きらしい。豚の血を固めて豆腐みたいに
なったものと野菜、キノコなどが入っている。かなり大きな器に
入って出てくるので、二、三人で食べるのがいいだろう。辛い。
他の三品は、一般的な四川料理だがそれほど辛くない。

肝心の味は、やはり本場四川の味に及ばない。敦煌で四川料理の
店を開いているのは、四川から来ている人が多いものの、四川の
田舎から出てきている人が多いのだ。実際に四川で四川料理を
食べても、成都では味が洗練されていて美味しいのだが、田舎へ
行くとそれほど美味しくない。成都で一流の料理人が敦煌まで来て
料理を作ることはあり得ないしね。

敦煌で生活していると、食べるメニューも限られてくる。食材や調味料
が揃っていれば、自分で作ってそれなりに食べられるのだが。

外に食べに行くとしても、四川料理か回族がやっている新疆系料理、
牛肉麺が主だったものだろう。西洋料理の店は一軒見つけたが、
値段が高いそうなのでまだ食べに行ったことがない。ジャンク系は、
Dicosだけ。ケンタもない。マクドは甘粛省で見たことがない。

だからたまには敦煌を脱出して、美味しいモノを食べに行きたくなる。
でもここから蘭州へ行くだけでも十数時間の列車移動。

変態隋オヤジは、ビール飲んで、タバコ吸って、トイレ行って。
酔いが回り始めると話が多くなる。ウザイ。寄った帰り道に
マンホールへ落ちてしまえばいいのに。

ああ、成都へ行って川菜を食べたい。

中国での生活も長くなってきている。以前からカップラーメンや
インスタントラーメンを食べることも多かった。しかし中国の
インスタントラーメンというと「紅焼牛肉麺」や「香辣牛肉麺」と
いうスタンダードがあって、どのメーカーも出しているのだが、
ちょっと辛くて飽きる味だった。

去年くらいから「酸菜牛肉麺」という種類が発売され、これが
けっこう売れているらしい。

テレビのCMを見ていると、「有人模倣我的臉,还有人模倣
我的麺」というフレーズが耳につく。酸菜牛肉麺を販売して
いる統一というメーカーが、同じような商品を販売する他の
メーカーを揶揄しているのだろう。

ま、売れ出すとどもメーカーも同じような商品を発売するし、
パッケージもよく似た色を使ったりするのは、中国だからか。

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最近は、いろんな種類の味の麺が販売されている。しかし、
基本的には同じような感じの味ばかりだが...。その中でも
最近のお気に入りは「酸香牛柳麺」だ。調味料に黒醋が
付いている。辛さより醋の香りなどが際だっていて、なかなか
くせになる味だ。

敦煌なら、インスタントラーメンじゃなくても牛肉麺のお店が
たくさん並んでいるので、そっちを食べに行ってもいいのだが。

しかし、日本の味噌ラーメンとかカレーヌードルが恋しい。

ちょっと所用があり、敦煌から武漢まで6日間で往復してきた。

15日朝、敦煌火車站へ。タクシーに乗ると、いつもは25元くらいと
言われるだが、今回は20元だった。西安から敦煌へ来る列車の
到着時刻となっているから、タクシーも火車站から市内へ戻るときに
空で帰らなくていいので、ちょっと安くしたのかも。

IMG_0470.JPG IMG_0472.JPG IMG_0477.JPG

K592次列車に乗り込む。敦煌から西安までは約24時間。日本では、
どんどん寝台列車が廃止されているが、中国ではまだまだ第一線の
移動手段だろう。おらも梅ちゃんも下段ベッドが好き。荷物を置いたり、
ちょっと車内で移動したりするにも便利だからだ。

日中はゴロゴロしながら過ごす。周りには特に面白い人民もない。
お昼はカップラーメンで済ませたが、夜は食堂車へ行って食べる。
しかしクソ高い。小さな皿の魚香肉絲が30元。普通の食堂なら倍の
量でも20元しないぞ。ちなみに500mlビール一缶が8元。高い。

さて、翌朝西安に到着。さっそくマクドへ行って朝マック。おらは
好きなマクマフィンとコーヒーを食べる。敦煌にはマクドがないので、
こう言った味に飢えちゃうんだよな。

乗り継ぎの列車は、夜8時過ぎのK898次なので、西安火車站に
すぐ近いホテルで夜まで過ごすことにした。おら一人なら外で適当に
過ごすのだが、妊婦梅ちゃんがいるから仕方がない。

お昼は、西安火車站の近くにある豪享来へ行ってステーキを食べる。
以前、梅ちゃんと福建へ旅行に行ったときに食べて以来、なかなか
美味しくて、豪享来があるところではよく食べる。

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午後は、ホテルでお昼寝。夜飯は、李先生で。おらは魚香茄子飯が
好きだ。チェーン展開している店の方が安定した味を提供できている
ので、どうしてもこういった店を利用してしまう。値段は多少高めだが。

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西安火車站からはK898次列車に乗り込む。宝鶏発長沙行きだ。
西安火車站の中はちょっと暑く、列車到着もちょっと遅れたので、
梅ちゃんが気持ち悪くなってしまった。空気の通りがいい場所に
移動して、列車を待ったのだが、改札口から離れているとちょっと
不安になる。ま、無事に乗り込むことは出来たのだが。

一晩寝て、翌朝に広水火車站に到着。ここからバスで20分ほど
行くと、梅ちゃんの故郷である大悟県に到着する。ここで所用を足す。
30分ほどで終わったので、そのまま広水火車站に戻って、そこから
T6783次列車で武昌まで移動することにした。

蘭州へ戻る列車は、武昌始発の方が買いやすいし、梅ちゃんも
病院へ行って検査を受けたいらしい。あとは武漢の方がいろいろと
美味しいモノを食べられるしね。

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武漢の武昌火車站に到着。ちょっと肌寒い。火車站にすぐ近いホテル
にチェックイン。梅ちゃんはお昼寝。おらは、敦煌へ戻る切符を買いに
行く。スマホで切符残数をチェック。蘭州行きのK864次なら下段ベッド
を買えそうだ。

切符売り場で「19日、K864次蘭州まで、下鋪二枚」と言う。すると
売場のおねえちゃんが「この列車は武漢火車站発だけど、いい。」と
聞いてきた。あらら、てっきり武昌火車站発だと思っていたら、武漢
火車站発だったのね。武昌火車站から武漢火車站まではけっこう
距離がある。それでも早めに敦煌まで戻りたいので、この列車の
切符を買った。ついでに20日のK9667次敦煌行きの切符も買う。
「敦煌」って言っても、「どこなのそこ。」って感じだったが...。

さ、敦煌へ戻る切符もちゃんと買えたし、お昼はマクドで...。
夜は、梅ちゃんと懲りもせずにまた豪享来へ行ってステーキを。
その後は、ベビー用品店へ行って、いろいろと購入。

18日は、一日休憩。午前中は、梅ちゃんと一緒に産婦人科病院へ
行って検査。8ヶ月を越えた。特に大きな問題もなくちゃんと育って
いるようだ。よかった。敦煌でも二回ほど検査に行っているのだが、
医者のおばちゃんが敦煌訛りで、梅ちゃんはあまり聞き取れない。

お昼は、武昌火車站に戻って大娘水餃で昼食。ここの餃子は、普通に
食べられるのだが、量を食べるとちょっと飽きる味かな。値段も一両で
5元とかするから、ちょっと高い。夜は、またマクド。

武漢と言えば、「周黒鴨」というお店をよく見かける。武昌火車站にも
あって、夜でもお土産に買い求める人民が列を作っている。梅ちゃんも
こんな食べ物が好きで、ちょっと辛めのレンコンと鴨の頭を買って
食べた。おらは鴨の頭なんて見るだけでも嫌なのだけど。

IMG_0491.JPG IMG_0490.JPG

ちょっと売れる店があると、すぐにパクリ店が出てくるのが中国だ。
「周黒鴨」が最初の店だと思うのだが、周辺には「○○周黒鴨」とか
よく似た看板の店が建ち並んでいる。店のキャラクターもパクって、
もうどれが本物の店かよくわかんない。終いには「同黒鴨」とかも。
「周」と「同」の漢字を崩して書くとよく似ているからか...。

19日、またもや朝マック。スーパーで買い物をして、お昼にホテルを
チェックアウト。武昌火車站の東広場から540路バスに乗って、武漢
火車站に向かう。約一時間で到着。武漢火車站は、初めての利用。
まあ、これまた馬鹿デカイ火車站だこと。中は広々としている割には、
ベンチの数も少ない。いずれ香港~北京の高速鉄道が全線開通
すれば、この火車站をよく利用することになるのかな。

IMG_0492.JPG IMG_0493.JPG IMG_0495.JPG

ちなみに梅ちゃんはケンタで昼食。ケンタのセットは30元前後もする。
こんなに高かったっけな。そう言えば、ケンタで最近カツカレーが発売
になったので、それを食べたかったのだが、武漢火車站のケンタでは
販売されていなかった。おらはご飯ものの方がいいので、李先生へ。
食事後は火車站に入って、列車の出発を待つ。武漢火車站、
コンコースが寒い。待合室は、それほど寒くなかったけど。

IMG_0499.JPG IMG_0500.JPG IMG_0504.JPG

待合室で列車を待つ。眺めはいいよな。おらたちの乗る列車もホーム
に入ってきた。これからまた22時間も列車に乗ることになる。
ここ数日食いまくっていたので、さすがにお腹が張ってきている。
夜はカップ麺だけにした。そしてゴロゴロと寝たり起きたり。

20日午後、蘭州火車站に到着。もういい加減に移動に疲れてきたぞ。
「敦煌へ戻ると食べられないから。」と言う理由で、また豪享来へ行って
ステーキを食べる。ちなみに蘭州火車站のケンタでもカツカレーが
なかった。ま、蘭州まで来ると回族が多いので、豚肉系を売らないの
かもしれないが。

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さて、今回最後の列車に乗る。K9667次敦煌行きだ。あと14時間で
敦煌へ戻ることが出来る。今回の移動は、ほとんど列車。営業距離で
合計5690kmかな。梅ちゃんは「あなたと一緒に居ると列車ばかり
乗らないとダメだから大変。」とブーたれる。「一緒に居れば美味しい
ものを食べられるぞ。」と誤魔化しているのだが。

列車の中では、寝るか、食べるか、スマホをいじるか。ちなみにおらの
スマホは香港で買ったHTC Desire HDだ。中国では、なぜか「大壞蛋」
と呼ばれているらしい。機能的には満足しているのだが、とにかく
バッテリーの持ちが悪すぎる。列車の中では充電もままならないので、
前回上海で携帯大型バッテリーを買った。容量が8400mAhあって、
USB給電端子が二つある。梅ちゃんのiPhone4も一緒に充電できる。

以前、旅していたときにもHTC Desireを使っていたのだが、すぐに
バッテリーが切れて、Google Mapなどを使えなくなって不便だった。
予備のバッテリーをいくつ買っても、充電したり取り替えたりするのが
面倒くさく思えたので、大型バッテリーを買ったのだが、これはなかなか
使えるなと思う。GarminのGPSにも給電できるし。

21日朝、やっと敦煌に到着。はあ、疲れた。敦煌、ここ数日曇っている
ようでちょっと寒い。バスで市内まで移動、歩いて居候先の部屋に戻る。

次回は、子供が生まれた後、領事館へ行かないとダメだから、また列車
で移動かな。上海へ行こうか、重慶へ行こうか。久々に成都へ行きたい
から重慶の日本領事館へ行こうかな。

■ 本日までの移動距離 : 20,875km (+5,700km)
■ 本日のお宿 : 敦煌知人宅 居候
■ 本日までの乗り鉄
  K592次 敦煌(09:32) - 西安(09:23) 硬臥下鋪379元 1,809km
  K898次 西安(20:26) - 广水(08:25) 硬臥下鋪215元 878km
  T6783次 广水(10:36) - 武昌(12:33) 硬座25元 169km
  K864次 武汉(15:30) - 兰州(13:12) 硬臥下鋪363元 1,701km
  K9667次 兰州(17:56) - 敦煌(07:46) 硬臥下鋪263元 1,133km

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故郷:石川県七尾市
中国到達都市数:524
中国乗鉄距離数:156,482km
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昵称:梅ちゃん
年齢:22歳
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