乗り込んだK1196次列車、混雑しておらず上段ベッドは
空きが目立った。疲れていたので換票が終わるとすぐに
寝てしまった。
朝目が覚めて、しばらくボーッとして過ごす。列車は、
ほとんど遅れもなく万州火車站に到着した。
万州は、重慶市の市轄区の一つ。以前、四川省に属して
いた頃は、万県市だったところだ。三峡下りでも重慶を
出発した船が万州の港にも寄港する。
さて、まずは次の目的地へ行く切符を受け取りに行こう。
万州から武漢までの切符は、前もってネットで購入して
おいた。乗車する火車站で発券してもらうと、手数料5元
がかからない。
窓口へ行って、ネット購入番号とパスポートを差し出し、
「取票。」と言うだけ。まだ外国人がネットで切符を購入
することはあまりないようで、「あなた日本人なの。」と
言われる。でも特に問題なくK530次の切符を手にする
ことができた。
ネットで購入した切符を見るのは初めてなのだが、
違うところは、ネットを意味する「網」という文字が印刷
されている。あとは、ネットで登録した名前が切符に
ちゃんと入っているというところだ。
外国人の場合、パスポートを出して普通に切符を買うと、
切符にはパスポート番号しか入らない。
さてと、万州へ立ち寄ったのは、もう一度、甘寧墓を
見に行こうと思ったからである。まあ、正常な人から
すればかなりの物好きに思われるだろうが。
万州の甘寧墓は、青龍瀑布風景区にある。案内など
を見ていると、今は万州大瀑布と改名しているようだ。
火車站からは、どうやって行こう。スマホで地図を見る。
街中のバスターミナルへ行くとしたら、逆方向になるな。
火車站近くの道路で待っていれば、そこからバスに乗れ
そうだ。大きな荷物は預けて、歩いてバスに乗れそうな
場所まで行くことに。
数百メートル歩いて、バスに乗れそうなところに着いた。
どうやら双河口という街らしい。しばらくすると、国家行き
のバスが来た。「瀑布まで行くか。」と聞いたら、「青龍
瀑布か。行くよ。」と言ったので乗り込む。8元。
山道を一時間ほど走っただろうか、滝も見えてきたし、
以前来たときの記憶にあった場所で下車した。
でも風景区の入口が見あたらないな。以前は、バスを
降りたらすぐにあったような気がするのだが。しばらく
うろついて探してみるが見つからない。仕方ないので
人民に聞いてみる。「青龍瀑布の入口って、ここに
なかったっけ。」と。すると人民は、「入口は変わった。
こっからあと2kmほど行った場所だ。」と。
なんだよ。面倒くさいな。それでもせっかく来たので、
そのまま引き返す分けにもいかず。入口まで歩いて
行くことにした。しかし暑いので嫌になるな。
なんとかたどり着いた。門票は50元。高すぎる。
それでも中に入らなければ甘寧墓を見られないのだ。
滝に近づくとひんやりしてくる。水量は少ないな。
甘寧像と甘寧墓は、特に変わりもなく。たぶんこの
風景区が造成されたときに、再建された墓なのだろうが。
この青龍瀑布は、甘寧鎮という街にあるので、なんらかの
関連があるのだろうけど。
さ、見るものは見たしとっとと街へ戻ろう。西山車站へ
戻るバスに途中乗車して戻る。
万州の街中へ到着。お昼も食べてなかったので、何かを
食べよう。思いつくのはマクドくらいだけど。万州のマクドは
一軒だけのようだ。前まで行くと、ケンタも目に入る。
そういえばCMでよくやっているケンタのカツカレーを
一回食べてみたかったんだよな。お昼時しか提供して
いないようだけど。ちょうど時間内なのでケンタで食べる
ことにした。
黃金猪扒咖喱飯。なぜか四角いどんぶりに入っている。
スープと小菜が付いているが、小菜は木耳だらけだった。
さっそく食べてみる...。まずい...。
CMではうまそうに見えたが、カツも不味いし、カレールー
も不味い。カツはなんだろう、加工された豚肉のようだ。
カレールーは、中国風というのか、まったく物足りない味。
もう二度と食べることはないだろう。
午後4時か。K530次列車は、夜8時過ぎの発車だしな。
時刻表を見ると午後6時過ぎにも武昌へ行ける列車が
ある。寝台切符もまだ残っているな。
万州火車站へ戻って、窓口へ。「6時の列車に換えて。」
と言う。ついでに「下鋪があれば換えて。」と言ってみる。
しかし、どうやら下鋪はないようだ。とにかく6時の列車に
換えて貰った。
5月10日 K1022次 万州~武昌 硬臥中鋪 185元
武昌へ朝早く着くことになるのだが、午前中に梅ちゃんの
実家まで行って用事を済ますことができるし、いいかな。
火車站でダラダラと時間を過ごすのは大変だし。
しかし、今日も暑かった。天気予報を見ると最高気温は
34度もあったようだ。しかも蒸し暑い。火車站の中は、
エアコンが効いていて涼しかったのだが、しばらくして
エアコンが停められて蒸し暑くなった。ふう。
K1022次列車に乗り込む。乗客はかなり少ないな。
ベッドもかなり空いている。あまり腹も空いていないので、
カップ麺だけを食べて、寝てしまうことにした。
翌朝目が覚めると、列車が止まっていた。スマホで位置を
確認してみると、もうすぐ武昌火車站のようだ。時間はまだ
午前4時。武昌火車站到着は、午前5時過ぎなのにな。
どうやら時間を過ごすための停車らしい。
結局、午前5時前に武昌火車站に到着してしまった。
まあ、もう目も覚めていたのでいいだろう。
■ 本日までの移動距離 : 25,330km (+1,350km)
■ 本日までの乗り鉄
K1196次 成都(22:48) - 万州(08:35) 硬臥下鋪166元 531km
K1022次 万州(18:18) - 武昌(05:08) 硬臥中鋪185元 749km



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